伝統継承
−沖縄市にあります 古い沖縄そば屋さんを 紹介します。
そのお店は、私の生まれる前から ありまして、 学生の頃、映画を見てから、映画館を出ると すぐ隣に ”しまぶく食堂”がありまして、いつも 帰りに そばを食べていました。
六畳ぐらいの 広さで、”おばあ−”が いつも 台所で 手際よく 作って、出していました。 その頃は、特別 おいしいとは 思って いませんでしたが、何しろ 変わり者で、女性の お客様や、女性同士のお客様、女性の方と 一緒に来られた男性も、すべて 食べさせてもらえなかったと言う伝説があります。私も 実際に 見た事はありませんが、とにかく 頑固の固まりだったそうです。又、そばを残すと、説教されて 次回から、 入店拒否されると言う 徹底ぶり。 数々の 伝説で、中部では有名に なりました。 現在は、娘さんが、あとを継ぎ 場所も変わり、今までのような事は、なくなりました。 でも、そば作りの伝統は昔と変わらず、昆布とかつおだしで、麺は コシがしっかりある 普通麺、酸味のあるス−プはあっさり風。六十余年の伝統は現在も受け継がれています。
場所は、県立球陽高校通りで、山里郵便局 向かいにあります。しまぶくという看板 目印です。 SONEGER