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201804/23

指輪の重ね着けとは?

 

指輪はなぜ二本着ける?

 

 

 

 

 二人の一生を誓うカタチの一つが「結婚」。

 

婚約指輪をしてる花嫁

 

 

紙一枚で婚姻関係を結べますが、式を挙げたり、「一生に一度の記念に」と思い出作りのために様々なことを行ったり、準備ができる特別な機会でもあります。

 

 

結婚を控えたほとんどのカップルが用意する「指輪」は、式を挙げなくても指輪だけは用意したい!というカップルも多いことからも、結婚との深い結びつきを感じます。結婚指輪は二人がペアで着けるもの、婚約指輪は男性から女性に贈られるもの。

 

 

ですが、婚約指輪はなしというカップルもいて、婚約指輪の意味って何?と考えてしまいますよね。そもそも婚約指輪ってどんな役割を果たすのでしょう?

 

 

 

・婚約指輪を贈る理由は?

 

ポンテヴェキオ 婚約指輪 ハッピーハート

男性は結婚指輪を一本というのに対して、女性がなぜ二本着けるの?と不思議に思ったことってありませんか?なんとなくそういうもの、として受け止めていたり、女性はジュエリーが好きだからと思っている方も多いのではないでしょうか。

 

 

婚約指輪とは、その名の通り婚約の際に贈られるものであり、結婚式や入籍日まで着けるものといった認識があります。婚約期間がなかったり、プロポーズをしなかったりすると、婚約指輪は不要かな?と思われる方もいらっしゃいますが決してそうではありません。

 

 

「婚約」指輪といっても結婚後も着けるものであり、贈られる側だけではなく、実は贈る側にもロマンを感じるのが婚約指輪なのです。

 

 

 

・はじまりの婚約指輪

 

 

婚約指輪のはじまりは古代ローマまで遡ります。

 

 

当時は結婚とは、夫となるべき人が妻となる人を買う「売買」の元に成り立っていました。その契約が成立したシルシとして、花婿が花嫁の父親に指輪を代金がわりとして贈ったのです。まだ結婚指輪はなく、女性の地位が低いからこそ売買結婚が主流で、ロマンスをあまり感じない婚約指輪ですが、時代が代わり9世紀には、指輪を着ける意味合いが変わってきました。

 

結婚指輪の交換 男女夫婦

 

 

婚約発表には指輪が必要である」と教皇ニコラス1世によって、指輪を贈ることが推奨されたのが、現代に近いカタチでの婚約指輪のはじまりと考えられています。

 

 

指輪も「経済的な負担がある高価なものを」という指定があったことからも、花婿には鉄の指輪、花嫁には金の指輪を互いに贈りあったのでした。

 

 

この高価なものをという言葉の裏側には、「夫が何かあった時、その指輪を十分なお金に変えられるように」という意味が含まれていたのです。現代ではルビーやサファイアなどのカラーストーンやダイヤモンドを留めたゴージャスなものが婚約指輪!という認識が強い婚約指輪ですが、富の象徴としてだけではなく、高価な宝石を留められていくようになったのには、そうした理由も少しあったのかもしれませんね。

 

 

また、「なぜ指輪でないといけないのか」ということですが、切れ目のない円というカタチに込められた「永遠」の意味を、指輪に込められていたとされています。着けてない時も円を見ることで、絆を感じることができる特別さを感じませんか?

 

 

 

なんで左手薬指に着けるの?

 

円が「永遠」を意味する指輪は、結婚という永遠を共に生きる誓いのため、身につける文化が現代でも続いています。

 

 

文化とは時代によって移ろいゆき、廃れていくものもある中で、指輪を結婚の証として身につけるという習慣が何世紀も続いているのは、それだけ指輪が「見えない夫婦の愛や絆を見える」ようにできるものとして役立っているということ。

 

薬指 ハートのリボン

 

 

愛する人を身近に感じる指輪ですが、日本では左手の薬指に着ける、という習慣がありますね。これは古代ギリシャの時代にまで遡り、「左手の薬指には心臓につながる太い血管が通っている」と考えられていたからでした。命を近くに感じる指にはめることで、誓いをより強固なものにしたのです。

 

 

指輪をどの指に着けるかという問題ですが、実は国によっても違います。右手薬指に着ける国もあれば、両の手の薬指に婚約指輪と結婚指輪をそれぞれ着ける国も。国だけでなく、宗教も大きく関係しているものですが、日本ではなぜ左手なのか?というと、日本にジュエリーが広まったのは明治時代で、それまで指輪をつける習慣のなかった日本人が、西洋文化に倣ったことが始まりとされています。

 

 

 

二本の指輪、どう着ける?

 

 

 

婚約指輪と結婚指輪、二本を着けるのであれば日本でのスタンダードは「重ねて着ける」ということ。

 

ルシエ 結婚指輪 

 

 

実際にはこれといった決まりはないので、好きな手の好きな指に着けても良いのです。しかし、婚約や結婚をしていることを周囲に示したい!ということであれば、薬指に着けるのがおすすめ。反対に自分たちだけがわかっていれば良いということであれば、結婚指輪はペアで小指にはめるなんていうのも素敵ですね。

 

 

 

ブーケを持った花嫁

 

とはいっても、例外は挙式の時。花嫁はブーケを右手に持ち、未来を示す左手に結婚指輪を交換しはめるので、婚約指輪は右手の薬指に着けて左手薬指をあけておくのが一般的。そうすることで、指輪交換の際にとてもロマンティックな演出ができるのです。

 

 

結婚指輪を左手薬指にはめた後、右手薬指にはめた婚約指輪を外して、結婚指輪の上に重ねることで「二人の愛をロックする」という意味合いになります。もちろんそのまま一本ずつ着けるのも良いのですが、重ねることでより愛が深まりそうですよね。

 

 

式後、結婚指輪は毎日つけるけど、婚約指輪は特別な時にしか着けない、なんて方もいらっしゃいますが、では婚約指輪はいつ着けるのでしょう。大切な思い出なのでしまいっぱなし、なんて方も多いですが、ちょっとしたパーティーやデートなどのお出かけの際に、結婚指輪を一緒に着けることが多いようです。日常使いをするのも素敵ですが、スーパーなどの買い物の際や家事の際に着けたままだと紛失の恐れもあるため、デザインや宝石に適したシーンを考えて着けると良いでしょう。毎日の買い物にも着けたい!ということなら、それを踏まえ婚約指輪のデザインや留める宝石を選ぶ基準の一つに加えてみてはいかがでしょう。

 

 

経験豊富なスタッフが、心ゆくまで特別な指輪探しのお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談いただければ幸いです。

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