歴史の通説が覆るか？！

坂本龍馬の婚約者で生涯独身を貫いたとされる千葉さなが、龍馬の七回忌が済んだことから鳥取藩の元藩士と結婚していたという記事を見てびっくりしてます。
この独身通説を覆す発見は、横浜で創刊された新聞に、さなが晩年営んだ灸治院の来歴などを描く内容で、さなの親族に取材して書かれた。
記事は元鳥取藩士山口菊次郎と結婚した経緯を報道。
その後、菊次郎の身持ちの悪さなどから、十年たたず離婚して横浜を離れたとされる。
鳥取藩主の伝記などから菊次郎の名前や当時、横浜在住だったことも判明。
横浜市史の関連文書から二人の仲を取り持った商家の存在も確認されている。
取材もしっかりしていて登場人物の実在も確認されていて信憑性もたかそうだ。
この記事を発見した歴史研究家あさくらゆうさんは、「結婚歴があろうが、さなが龍馬を愛していた事実は変わらない。だからこそ晩年は龍馬のいいなずけと自ら語りつづけたのだろう」と話している。
司馬遼太郎さんの歴史感から独身通説が広く知られているけれど、こんな大発見があるとすれば、歴史って、本当に面白いもんですねえ！
HH