3000m防水ボール・ハイドロカーボン「ディープクエスト」
「深海の水圧と暗闇に勝る タフで信頼のおける究極の腕時計」
フリーダイビングにおいて、これまでに数々の世界記録を樹立し、2011年の世界チャンピオンにも輝いたギョーム・ネリー。2006年に彼が参加したことは、まさにボールの技術をダイビングウォッチに集中させるきっかけとなりました。これまでダイビングウォッチは、ボールの中で「エンジニアマスター2」シリーズにカテゴライズされてきました。しかしボールの技術を結集させた「ディープクエスト」は、真の冒険家のための時計として「エンジニア ハイドロカーボン」シリーズの新たなフラッグシップとなります。
まるでイルカと友達のように自由に海を泳ぎ、より深海を目指し、氷で覆われた海中を泳ぐ。
これはギョームネリーが成し遂げてきた冒険のうち、ほんの一部に過ぎません。「海によって満たされる夢のようなものだ」彼は言います。ギョーム・ネリーのように、水の世界に全てを賭ける者にとって、ダイビングウォッチとは、深海までもともに旅をする、唯一の個人的な道具です。深海という、この惑星最後の未到達のゆりかごは、その上で暮らす人類に未知なる世界を見せてくれるのです。
「ディープクエスト」の防水機能を3000メートルまで向上させるため、フィリップ・アンティル氏率いるボールウォッチの開発チームは、これまでの技術的な壁を取り払いました。彼らが選択したのは、モノブロック(塊)削りだしによる、バックケース一体型チタンケースでした。バックケース一体型であり、かつベゼルもスクリューによって堅く閉じられているため、高い水圧にも耐え、大幅な防水性向上が可能となりました。防水性という点で最大の弱点とされてきたリューズについてもねじ込み式となっており、水の浸入を防ぎます。
風防は反射防止処理が施された5.3mmもの暑さをもつサファイアガラスを採用しました。潜水時にケース内部と外部の気圧差をなくすヘリウムバルブも搭載するなど多くの実用性十分な機能を搭載しています。
大きく開いた文字盤と流線型のチタンケースによる視認性向上も、ダイバーズウォッチには欠かせない要素のひとつです。回転ベゼルは120クリックで1周するので、潜水時間を30秒単位で正確に知ることができます。(SafetyDiveR)。また逆回転防止機能付きとなっており、潜水経過時間の読み違いを防ぎます。
今年のボールウォッチ最大のテーマとして、ギョームネリー氏とこのハイドロカーボン「ディープクエスト」のコルトン看板が山城時計店 那覇メインプレイス店に貼られています。