ボッシュ&ローム宝石用ルーペ
宝石を見る時に使われるルーペは凹レンズと凸の3枚が組み合わされたトリプレットという構造になっています。
米国宝石学会(GIA)で標準的に使われているので今でもボッシュ&ロームのルーペをお使いの鑑定士(G.G)の方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
3個のルーペの画像があります。10倍で見たときのダイアモンドの傷でクラリティを判断するというのが基準となっていますから3個とも10倍拡大鏡です。作りから見ると真ん中のメタルのものが高そうに見えるのではないでしょうか?
左側の極めて質素なルーペがボッシュ&ロームです。
値段は真ん中のルーペの約3倍です。作りは質素でレンズに集中的にお金がかけられたルーペと言えるでしょう。
右側のものはそれより更に安いです。
画像2はボッシュ&ロームで見た場合です。レンズの端のほうで見ても歪みが少ないと思います。
画像3は中位の値段のルーペで見た画像です。レンズ端で見た時に画像2より歪みが大きいのがわかります。
画像4は値段が安めのルーペで見た画像です。くっきり感に違いがあるように思います。
やはり商売道具となるルーペは高品質で定評あるものがいいようです。
目の疲れによる肩こりの具合も変わるようです。N.Y