時計業界で話題騒然「セイコーアストロン」
世界初。全世界39のタイムゾーンに対応。
ソーラーGPSウオッチ<セイコー アストロン>
衛星シグナルをキャッチし、地球上どこでも現在地時刻をすばやく取得。
■位置情報からすばやく現在地時刻を取得
独自開発のGPSモジュールが、4基以上のGPS衛星からの電波によって緯度・経度高度情報を特定し、ユーザーの現在地を測位します。この位置情報をもとに地球全体を約100万個に分割したブロックの中から、自動的に現在地のブロックを特定し該当するタイムゾーンの現在時刻を表示します。操作は2時位置のボタンを押すだけです。また、一度位置情報を特定した後は、GPS衛星から時刻情報を定期的に自動受信し、時刻を修正します。通常の電波時計と異なり、電波塔による標準電波が届かない地域でも、衛星の電波による時刻修正で高精度を維持することができます。太陽光や蛍光灯などの光を電気エネルギーに換えて駆動するソーラー方式を採用しているので、定期的な電池交換は不要です。SEIKO独自の針位置自動修正機能では、定期的に針の位置を検出し、万一、衝撃や磁場の影響でずれが生じている場合には針位置を自動的に修正します。
■身にまとうGPSを可能にした超小電力技術
ウオッチは、高精度な精密機器でありながら、長時間直接身につけることを前提としているため、先進機能や利便性に加え、装着感や外観デザインの美しさが商品開発の重要な要件となります。また、携帯電話や情報機器と異なり、外部充電する必要はありません。世界初のクオーツウオッチ<クオーツ アストロン>を発売して以来、SEIKOは技術革新により省エネルギー化、小型化、高精度化を進め、ウオッチの新たな地平を切り拓いてきました。今回、開発を担当したセイコーエプソン株式会社は、「省・小・精の技術」を一貫して追及し、そこから生まれた様々な独創の技術を組み合わせて製品化することを強みとしています。そこで、携帯電話をはじめとする情報機器に搭載され、すでに5,500万台以上の累積出荷台数を誇るエプソンのGPSモジュールを、さらに約1/5まで低パワー化を推し進め、小型・高精度・低消費電力なソーラーウオッチ向けGPSモジュールを新たに開発しました。このGPSモジュールと衛星からの微弱なシグナルを高感度で受信する新構造の小型アンテナなどと組み合わせ、正確な位置情報に基づく時差修正と大幅な消費電力の低減などの先進機能と、ウオッチに必要な装着感や美しさといった感覚的な要素の両立を実現しました。
2012年 9月下旬に2,500本限定で
セラミックベゼルのセイコーアストロンリミテッドエディション
¥262,500(税込)が発売されるとの事です。